ＴＨＥ世界遺産 ラリベラの岩窟教会群 [ＴＨＥ世界遺産 ラリベラの岩窟教会群]
ＴＨＥ世界遺産、今回は「ラリベラの岩窟教会群」です。
ラリベラの岩窟教会群（Rock-Hewn Churches, Lalibela）はエチオピアのアムハラ州、エチオピア高原の北東部にあります。
世界遺産には1978年に登録されました。
このラリベラの岩窟教会群は、一枚岩を掘って作られた11もの教会の事です。
ヨルダン川の両岸に分かれるように作られ、東側の7つを第一教会群、西側の4つを第二教会群と呼んでいます。
作成されたのは12世紀後半から13世紀初頭です。
エチオピアを支配したザグウェ朝のラリベラ王が、1187年にエルサレムがムスリムに占領された時に「この地を第２のエルサレムにするように」と命じて築かれたそうです。
それにしても、一枚岩をくり抜いて、これだけの教会を建てるには相当苦労したはずです。
信仰の力というのは、本当に凄い物だと改めて認識させられます。
今でもクリスマスの大祭には、６万人を超える人達が聖地ラリベラをめざして巡礼を行うそうです。
放送はTBSテレビで2012/03/11 18:00 ～ 18:30です。
皆様、録画をお忘れ無く！
